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【PMP®試験問題 第6版対応】問題50:進捗会議

【PMP®試験問題 第6版対応 】では、[ASP]PMP®試験対策問題集 PMBOK(R)Guide第6版対応 (スマホ対応版)から毎回1問をご紹介します。


問題

あなたは、大規模なプロジェクトのプロジェクト・マネジャーです。週1回の進捗会議を通じて、プロジェクトで起こっている問題点を迅速に把握し、迅速に対処しようとしています。進捗報告を定量的にしてもらうことで計画との差異を客観的に把握するため、定量化のルールを定め、問題点を把握するために定性的な報告も求めるなど、様々な策を講じてきました。ところが実際の進捗会議では、報告漏れ、虚偽の報告、報告遅れなどが多発し事実の把握ができない状況が続いています。

このため、問題点を発見するため、PMO所属の専門家に進捗会議に参加してもらいました。次のような指摘がありました。

「報告ルールはきちんと決められており大変良いが、参加者は自分の報告を無事に済ますことにしか関心がないように見える。あなたも、問題があればきびしく原因を追究するだけだ。総じて元気がない。」

さて、どのような対策を取れば良いでしょうか。最適なものを1つ選びなさい。


A. 問題点を発見し、解決する場であることを徹底し、参加者の抱えている問題が解決に向かうように運営する

B. 進捗会議の目的を明確にし、会議の冒頭で毎回確認する。そして、目的にかなうように会議を運営する

C. 笑いもでるように、ユーモアを交えた運営を行う

D. 問題点や解決策を共有する場であることを徹底し、他のメンバーの報告に対する質問を促す


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正解

A. 問題点を発見し、解決する場であることを徹底し、参加者の抱えている問題が解決に向かうように運営する


解説

どんなに良いルールを定めても、報告者が報告する気にならなければ、正しい情報が上がってきません。問題点の原因をきびしく追及されるばかりであったり、極端な場合は怒られるばかりであったりすれば、虚偽の報告、報告漏れなども多くなります。報告者にとって正しく報告することが本人の利益になるように運営する必要があります。選択肢はすべて有効ですが、正解の選択肢が、最も報告者の利益につながります。

<PMBOK®Guide第6版 第10章参照>


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【現場体験型】進捗会議のツボ ~進捗会議の見える化、そして見えないものを見抜く力~(PMC0119G)」では、この問題のような状況を打破するために、プロジェクト・マネジャーはどう行動すればいいかを検討します。「報告しやすい雰囲気」が重要ですが、そこから、「報告しやすい雰囲気を作るためにプロジェクト・マネジャーはいかに行動するか」にまで突っ込んで検討します。

中村 正明(なかむら まさあき)

中村 正明(なかむら まさあき)

トレノケート株式会社 / ラーニングサービス本部

   

PMP®試験問題 第6版対応

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