
「お父さん、旅行に行こうよ」 これもリーダーシップ?
小学生の子供とその父親との会話
子供:お父さん、夏休みに旅行に行こうよ。春休みも旅行に行っていないから、どこか行こうよ。
父親:そうだね。じゃあ、夏休みに2泊3日くらいで旅行に行こうか。 お父さんが頑張って計画を立てるね。
リーダーシップとは?
「リーダーシップとは何か?」諸説ありますが、共通している点は、「目的を達成するための影響力」です。
前述の会話では、子供の要望に応じて、父親が旅行の計画を立てることになりました。この場合、子供はメッセージを発して、意図した方向に父親の行動を促しました。子供がリーダーシップを発揮したと言うことができます。このようにリーダーシップは、誰でも発揮できるものです。
数多くのリーダーシップ理論
リーダーシップ論は、時代の変化とともに、いろいろと議論されてきています。リーダーシップの定義だけでも、数百あると言われています。その一部を紹介すると次のとおりです。
~1940年 リーダーシップ特性論
1940年~ リーダーシップ行動論
1960年~ 状況対応型リーダーシップ論
1970年以降
- カリスマ的リーダーシップ
- 変革的リーダーシップ
- サーバント・リーダーシップ
- オーセンティック・リーダーシップ
- トランザクティブリーダーシップ
- Eリーダーシップ
- トランスフォーメーションリーダーシップ
誰もがリーダーシップを発揮
今日、ビジネス環境の変化は早く、何をするにも答えが見つけにくい世の中になっています。そのため、これまでのように誰か特定のリーダーが物事を決定し、推進するやり方には限界が生じています。組織の一部の人間が全てを動かす時代ではありません。組織にいる一人ひとりが互いに目標に向かって、影響力を発揮していく必要があります。
影響を与える要素
相手に対しての影響を与える要素として、次のことが考えられます。
- 容姿
- 人格
- 行動
残念ながら、容姿や人格はなかなか変えることができません。
しかし、行動は変えることができます。
中でも、声(ボイス)を通じて、次のことを導いていくことができれば、組織はうまく回っていきます。
- ミッションやビジョンを示す
- 元気づける、やる気にさせる
- 行動をおこさせる
『ボイス・オブ・リーダーシップ』
AMAのコース『ボイス・オブ・リーダーシップ』は、この声(メッセージ)に着目してリーダーシップ力を伸ばしていきます。