今から35年ほど前、世界的に大ヒットした「ミスター・ロボット」 (Mr.Robot)(*0) という曲をご存知でしょうか?
当時アメリカのロックバンド、「スティクス」(Styx)がリリースしたコンセプトアルバムの中の曲で、歌詞の中に日本語のフレーズもあり、今でも時々メディアで流れるので、知らない間に触れている方も多いのではないかと思います。
アルバム自体はロックオペラとして構成されており、ストーリー性があるものなので、ご興味があれば是非動画とともにご覧になって頂くことをお勧めします。
さて、この「ミスター・ロボット」ですが、実は2つ気になる英語のフレーズが出てきます。
日本語に訳すと「私の脳はIBM」、「部品は日本製」・・・。そうです、IBM Watson と、連携したソフトバンク社の Pepperを想像しませんか?
スティクスがそこまで予見していたかどうかはわかりませんが、動画に出てくる大仏のようなマスクのロボットはなんとなく Pepper に似ている気がします。
https://www.youtube.com/watch?v=uc6f_2nPSX8
(出典:Youtube)
ところで Watson とはどのような技術なのでしょうか?
IBMでは Watson を「自然言語処理と機械学習を使用して、大量の非構造化データから洞察を明らかにするテクノロジー・プラットフォーム」(*1)としています。
一言でいえば 学習した大量の情報(文献など)から適切な結果を得るために Watson技術を用いるということになりますが、すでに大量の医学論文を学習させた Watson により提案した治療法で患者の一命をとりとめたという医学の分野での成果(*2)をはじめ、様々な分野で実績が報告されており、今後も多くの成果が期待されています。
https://www.ibm.com/watson/jp-ja/what-is-watson.html
(出典:日本アイ・ビー・エム株式会社)
https://www.nikkei.com/article/DGXLZO05697850U6A800C1000000/
(出典:日経電子版)
なんとなくイメージは理解出来たが、自分がどのように活用することが出来るのか疑問に思われる方もいらっしゃるかと思います。
もし手軽にちょっとしたアイディアを Watson で試してみたいと思われた場合には、IBM が提供するクラウドサービス、IBM Cloud の無料プランに相当する「ライト・プラン」(*3)を利用してみてはいかがでしょうか。
期間無制限で Watson の API に触れることが可能です。
(*3)IBM Cloudライト・アカウント (Bluemix)
(出典:日本アイ・ビー・エム株式会社)
AI開発者に聞く。Watson APIを無料で試せ!「IBM Cloudライト・アカウント」の価値
(出典:日本アイ・ビー・エム株式会社)
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