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【人材開発用語集】コーチング(Coaching)

人材開発に関する用語をトレノケートの講師がわかりやすく解説します。

 

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コーチング(Coaching)

相手の「目標達成」を支援するコミュニケーション手段の1つ。

通常、コーチングを行う人(コーチ)とコーチングを受ける人(クライアント)の2人で行う。前提としてクライアントの中に答えがあると考えて、コーチとクライアントが質問/傾聴/フィードバック/承認などのコミュニケーションをとりながら、クライアントの目標・目的を明確にし、そこへ向けた行動のきっかけを創り上げる。クライアントは自ら決めた行動を実行することで目標達成を目指す。

 

コラム

近年、箱根駅伝などで目覚ましい活躍をしている青山学院大学陸上競技部では、原晋監督が選手の指導のためにコーチングを取り入れています。


以前は、選手の練習方法が悪い場合に、ティーチング(教える)を中心に指導したと言います。ある時から、指導方法をコーチングに改めたことで、答えを監督自身が選手に教えるのではなく、選手自身が考えるようになったそうです。

さらに、選手が主体性を持って行動することにつながり、結果として「個の力」だけでなく「組織の力」も向上したとのこと。コーチングに指導方法を改めたことが青山学院大学陸上競技部の活躍の要因の1つなのですね。

 

文責:山内翼/CPCC(Certified Professional Coactive Coach)

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