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GameDayとは?次参加するなら気をつけたい4つのポイント | AWS re:Invent 2024参加レポート

作成者: 久保玉井 純|2024-12-11
こんにちは!好きなラーメンは二郎系!
AWS認定講師の久保玉井です。

AWSでは毎年12月頃になると非常に大きな教育カンファレンスの re:Invent が開催されます。2024年も私は参加したのですが、「手を動かして学ぶ」を意識してワークショップのハンズオン、ゲーム形式で競い合うGameDayに参加してきました。

特にGameDayは2回それぞれ参加しましたが、「あ〜!こうすればよかった!」と反省することがいくつかありました。今回はその反省点をいくつかまとめてみました。

もし、GameDayに参加して高ランクを目指したい方は是非内容をご確認ください!

目次[非表示]

  1. GameDayとは
  2. 実際にGameDayに参加してきました
  3. GameDay 参加の際に気をつけたい4つのポイント
    1. 会場Wi-Fiは繋がらない場合がある
    2. マルチモニタ使うなら事前にしっかり動作確認
    3. 得点源の問題を狙ってトライする
    4. 楽しみながらチームメンバーと連携する
  4. まとめ
  5. トレノケートのAWS研修(AWS認定トレーニング)

 

 

GameDayとは

まずはじめに、AWS GameDayの説明をする必要がありますね。

AWS GameDayは、AWSが提供するゲーミフィケーションされた実践型の学習イベントです。

AWS公式によると、以下のように説明されています。

AWS GameDay は、チームベースの環境で、AWS ソリューションを利用して現実世界の技術的問題を解決することを参加者に課題として提示する、ゲーム化された学習イベントです。従来のワークショップとは異なり、GameDay は自由で緩やかな形式で、参加者は固定概念にとらわれずに探索し、考えることができます。 

aws.amazon.com

 

以下にその主な特徴があります。

イベントの概要

チームベースの環境で、3-4名程度でチームを組み、AWSのソリューションを使って現実世界の技術的問題を解決することを目指します。参加者は架空の企業のエンジニアとして、様々な課題やトラブルに対応しながらポイントを獲得し、チーム間で競い合います。

そのチーム構成も場合によっては会場で即チーム分けされますので、新たなネットワーキングの場にもなります。

 

イベントの特徴

競技形式

  • 制限時間内に多くのポイントを獲得したチームが優勝
  • チーム間でランキング形式で競い合います
  • ランキングはリアルタイムで更新され参加者同士で閲覧が可能です

実践的な学習環境

  • 実際の運用でも起こりうるトラブルへの対応を体験できます
  • 安全な環境で様々なAWSサービスを実践的に試すことが可能
  • システムの構築やトラブルシューティングのスキルが求められます

主なメリット

  • 実践的なトラブルシューティングの経験が得られる
  • 普段触れないAWSサービスを実際に使用できる
  • チームメンバーとの協力を通じてコミュニケーション力が向上
  • ゲーム感覚で楽しみながらAWSの技術を学べる

最後の「ゲーム感覚で楽しみながらAWSの技術を学べる」ってのが非常に大きなメリットだと私は思ってます。

 

実際にGameDayに参加してきました

re:Invent2024の期間中、GameDayは複数回開催されましたが私は2回参加しました。

  • GHJ303 | AWS GameDay: Security and networking (sponsored by Fortinet)
  • GHJ301 | AWS GameDay: Developer experience (sponsored by New Relic)

 今回参加した2回のGameDayは、いずれもAWS以外の企業がスポンサーとなっていました

GameDayは人気が凄い!

AWSの各種イベントでもGameDayは実施されるのですが非常に人気のイベントです。瞬殺で枠が埋まってキャンセル待ちとかあり得るような人気イベントです。

今回も入場前から人が既に並んでいました。

はじめましてのご挨拶

今回たまたま列に並んだ際に、日本人の方々が私含めて四人並んでおりそのまま日本人チームとして割当されました。

着席して名刺交換などをしたのですが、前職に関係のあった方もいらっしゃって「AWS通じていろんな方々とほんと繋がっていくなぁ〜」と感動しました。

事前にちゃんと説明があります。英語で!!

参加者もチーム分けがおわり、開始時間になったら今回のGameDayの説明が始まります。

毎回GameDayも対象となる範囲など説明があるので、最初でしっかり聞く必要があります。

しかしre:Inventで実施されるGameDayはすべて英語で説明です。

本当に毎回思うのが「絶対英語力向上しないと駄目だ駄目だ駄目だ!」ってなります涙

今回はスマートフォンを用いて翻訳しながら聞いていましたが、できればある程度英語ができたほうが良いです。

スポンサー版GameDayはいつもと違う

AWSのみが開催するGameDayと異なり、スポンサー版GameDayはちょっと異なる点があります。

それはAWSだけでなく、スポンサーのサービスもGameDayでは問題として出題されます。

そう!否が応でも触ったことが無いサービスを触れるのがスポンサー版GameDayの良い点です。

 

GameDay 参加の際に気をつけたい4つのポイント

では前置き説明はこのぐらいにして、肝心の高ランキングを目指すためのポイントをまとめていきます。

会場Wi-Fiは繋がらない場合がある

今回は70チーム程度(おおよそ300人ぐらい)が参加していたように見えます。実際にランキング順位見てもスクロールするのが大変なぐらいの参加人数でした。

AWSマネジメントコンソールへのアクセスが遅延し、画面が表示されないことがありました。参加者が一斉に競技スタートするので更に遅くなって進まないっていう状況でした。

もしもスタートダッシュでトップを狙いたいのであれば、会場Wi-Fiが遅いと感じたらスマートフォンのテザリングなどで高速な接続環境を確保しておいたほうがよいです。

 

マルチモニタ使うなら事前にしっかり動作確認

外部でPC操作をする際に、持ち運びできる液晶モニタなどを準備すると非常に作業がはかどりますよね?

実は今回私は2回参加したGameDayで2回ともチームメンバーの方が、液晶モニタのトラブルが発生していました。

液晶モニタを持参してマルチモニタ環境で競技に挑むのであれば・・・以下3点を注意しましょう。

  1. 液晶表示対応の接続ケーブルを事前に準備しているか?
  2. モニタースタンドの立て方は練習して、即時液晶モニタが立てられるか?
  3. GameDay参加の前に動作検証をしたか?

液晶モニタのトラブル対応で時間が削られるのは勿体ないので、しっかり前準備しましょう!

 

得点源の問題を狙ってトライする

GameDayの場合、いくつかの問題が出題されます。

その問題をチームメイトと分担して対応していくのですが、注意する点があります。

減点されていく問題は先に解く

GameDayは回答してポイントをゲットするのが常ですが、実は「早く対応しないと時間と共に減点されていく」という問題もあります。それをしっかり対応しないと獲得した得点が減っていきますので注意が必要です。

高得点の問題も先に解く

これはスポンサー版GameDayならではだと思うのですが、スポンサー版GameDayの場合には問題内容にスポンサーが提供するサービスが出題される場合もあります。しかもその問題が意外と点数が高いのです。

私はNewRelicがスポンサーのGameDayに参加した際には、AWSコンソール画面ほとんど触らずに、NewRelicで問題となっているアプリケーションの修正でずっとNext.jsで作成されたアプリを触っていました。

 

しかもそれが点数非常に高得点だったんですよ!

ぜひともスポンサー版のGameDayの場合にはスポンサーのサービスも触りながら高得点を狙ってください。

 

楽しみながらチームメンバーと連携する

四人一組のチーム構成だったのですが、各自で問題を分担して対応するのも良いですが、場合によっては問題内容を共有して一緒に解くのもおすすめです。

そうすると解けてポイント獲得したときに盛り上がるんですよね。チームの連帯感が高まり、より効果的な学習環境が生まれます!

最初の説明でもしっかり掲載されていました。

Most Importantly, have fun, expeiment, and try new things!

(何より大切なのは、楽しみながら、実験を重ね、新しいことに挑戦することです!)

本当にそうだと思います!

 

まとめ

以上がGameDay参加しての気付きと次回への対策でした。

私自身「楽しむ」事が好きなので、AWS GameDayやAWS Jamなどのゲーミフィケーションイベントは非常に大好きです!

熱くなって高ランクを狙うのも良いのですが、楽しみながら自身のスキルアップを狙うのが大事だと思いますのでみなさんも是非楽しみながら参加されてください。

弊社でもAWS Jamを提供していますので興味がある方はぜひご受講ください!

 

▼AWS Jam - Architecting
https://www.trainocate.co.jp/reference/course_details.aspx?code=AWC0212V

 

▼AWS Jam - Advanced Architecting
https://www.trainocate.co.jp/reference/course_details.aspx?code=AWC0213V

 

 

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