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研修カタログ(Digest)ができるまで

作成者: 松野 陽子(まつの ようこ)|2019-07-31

 

トレノケートでは、研修サービスを網羅したカタログ(Digest)を、年2回1月と7月に発行しています。2019年秋冬号の発行を記念しまして、カタログ制作についてお話ししたいと思います。

 

目次[非表示]

  1. 1.Digest制作のスケジュール
  2. 2.特集記事は社内で企画・執筆
  3. 3.カタログとしての機能・・・一覧性・検索性向上のために
  4. 4.デザインは「プロ」にお任せ
  5. 5.制作管理の効率化
  6. 6.ぜひ貴社のスキルアップに活かしてください
  7. 7.皆さんの感想・ご意見をお待ちしております!

 

Digest制作のスケジュール

制作期間はほぼ6ヵ月。年2回発行なので、実は年中何かしらやっていることになります。

やはり原稿作成~校正のあたりに一番時間がかかりますが、この3か月間Digest編集隊長である私は、業務時間の大半を制作に捧げることになります。

 

 

特集記事は社内で企画・執筆

雑誌ではなく、あくまで「カタログ」なので必ずしも必要ではありませんが、お客様に興味を持っていただくため、トレンドに合わせた「特集記事」や「コース紹介」「事例」などを必ず16~20ページ前後入れています。

また弊社では、ほぼ全部の記事の企画と執筆を外注せず、内製で制作しています。毎回マーケティング部にて、「あのトピックを入れよう」「いやこっちの切り口で書いたほうがいい」と企画を練っているのです。

特に巻頭記事は日頃からネタを集めて執筆しています。弊社のサービスを紹介するのに適した切り口は何か、どう書けばお客様に響くのか、Digest担当になってからはいつも頭の片隅で考えています。今号でもセミナーに出席して情報収集しましたし、前号でAIの特集をした時は、前提知識がなかったので社内の研修を受講してから執筆しました。

原稿の制作はマーケティング部で担当を決め分担しますが、コースの内容を良く知っているマネージャや講師の方々に執筆やレビューの協力を仰ぐことも多々あります。

 

カタログとしての機能・・・一覧性・検索性向上のために

弊社のコースラインナップは今や1500以上になりました。ラインナップが多いことは良いことですが反面、全体を俯瞰するのが難しくなります。

そのため、ラインナップを「ビジネス(オレンジ)」「IT(緑)」「グローバル(青)」の大カテゴリに分けてそれぞれ色分けし、より詳細なスキルマップもご用意しました。スキルマップは展示会や営業訪問などでラインナップを説明する際にも便利で、好評をいただいているページです。

コース詳細などは現在Webでのみ参照でき、また実際のお申し込みの大半はWeb経由となるため、Web版のDigestもご用意しています。Web版はPDF版とe-book(Flash/HTML5/アプリ)を用意しており、様々な環境で参照できるようにしております。ぜひこちらもご活用ください。

https://www.trainocate.co.jp/reference/digest.html

 

やっぱり紙版も欲しい!という方は、お手数ですが下記からご請求のほどよろしくお願い致します!各部署別に〇冊欲しい!という方は部数もお知らせくださいませ。

https://www.trainocate.co.jp/catalog/request_agreement.aspx

 

デザインは「プロ」にお任せ

見やすさやクオリティを重視し、デザイン・DTP/e-book制作・印刷はファインプロス社にお願いしています。内製にこだわる我々も、さすがにここはその道の「プロ」にお任せ!いつもステキなデザインでわがままな要望に応えていただいています。https://www.finepros.jp/

特に表紙は特集記事のコンセプトをお伝えし、毎回特に力を入れてイチからデザインいただいています。今回「2025年の崖」という抽象的な題材だったため迷いが出てしまい、デザイン案をなんと4つも起こしていただきました。

全社員に投票をしてもらい、一番人気だった今のデザインに決定しています。決定後、さらに色調整や細かいカスタマイズを加えてもらい、今の表紙として完成しました。

 

制作管理の効率化

Digestは全80頁ほどですが、校正なども含めると何回も細かく修正を加えるため、版管理や進捗の把握は想像以上に大変。以前はすべての指示や原稿をメールでやり取りし、まさに「地獄」。毎日版管理やら進捗管理表の更新などに追われていました。

そこで数年前から、Backlogというクラウドベースのプロジェクト管理システムを利用。これが大正解!ページごとにタスク(課題)を分ければ版管理もできますし、進捗状況も一覧管理ができるようになりました。肝心の原稿制作に多くの時間が割くことができるようになり、思い立ったらすぐに使える「クラウド」の恩恵を感じたひとこまでした。

 

ぜひ貴社のスキルアップに活かしてください

このように社内外の皆さんのご協力を得て、今回もカタログDigest2019Autumn/Winterが完成致しました。

研修企画のツールとして貴社内にて回覧・ご活用いただき、皆さんのスキルアップの一助になってほしいと心から願っております。

 

皆さんの感想・ご意見をお待ちしております!

マーケティング部では、皆さんがどのようなトピックに興味を持たれているのかお聞きしたいと考えております。

Digestをお読みいただきましたら、ぜひ2019年9月までにアンケートにご回答ください。ご回答いただきました希望者様全員に、プレゼントを差し上げております!

https://questant.jp/q/D19AW