【PMP®試験問題 第6版対応 】では、[ASP]PMP®試験対策問題集 PMBOK(R)Guide第6版対応 (スマホ対応版)から毎回1問をご紹介します。
アジャイル型ライフサイクルでは、変更に対処するために、プロジェクト全体に組込んだ頻繁な品質活動が必要になります。その活動の内容はどのようなものでしょうか。最適なものを1つ選びなさい。
A. ライフサイクルを通して発生すると想定される諸問題を、上流の設計の段階で検討することによって、製品開発後半での後戻りを極力減らす
B. プロジェクト活動が、組織およびプロジェクトの方針、プロセス、手続きに従っているかを判断する。予定を立てて行う場合や抜打ちで行う場合がある
C. 作業と成果物が要求事項と成果物受入基準に適合しているかどうかを決定するために、測定、試験、および妥当性確認を行う
D. 品質プロセスの有効性についての振返りをイテレーション完了時に実施し、問題の根本原因を探し、品質改善に向けた新たな手法の実施を提案する
D. 品質プロセスの有効性についての振返りをイテレーション完了時に実施し、問題の根本原因を探し、品質改善に向けた新たな手法の実施を提案する
正解以外の選択肢は、アジャイル特有の活動ではありません。
「ライフサイクルを通して発生すると想定される諸問題を、上流の設計の段階で検討することによって、製品開発後半での後戻りを極力減らす」は、品質のマネジメントプロセスのツールと技法であるデザイン・フォー・エックス(DfX)について説明しています。
「プロジェクト活動が、組織およびプロジェクトの方針、プロセス、手続きに従っているかを判断する。予定を立てて行う場合や抜打ちで行う場合がある」は、品質のマネジメントプロセスのツールと技法である監査について説明しています。
「作業と成果物が要求事項と成果物受入基準に適合しているかどうかを決定するために、測定、試験、および妥当性確認を行う」は、スコープの妥当性確認プロセスのツールと技法である検査について説明しています。
<PMBOK®Guide第6版 第8章参照>
「アジャイル・プロジェクト・マネジメント~プロダクトバックログの作成からプロジェクト運営まで~(PMC0148G)」では、計画立案およびモニタリングで使用する主要なプラクティスを、プロジェクトの進行に合わせ演習形式で学習します。併せてエンタープライズ・アジャイルおよびモダンアジャイルについても紹介します。